株価・チャート基礎

移動平均線

30 SEC GUIDE

移動平均線とは?

移動平均線は、一定期間の終値などの平均値を日々計算し、その推移を線で結んだテクニカル指標です。日本株の日足チャートでは5日・25日・75日・200日などがよく使われ、短い期間ほど直近の値動きへ敏感に反応し、長い期間ほど大きなトレンドを滑らかに示します。株価が移動平均線より上にあるか下にあるか、線が上向きか下向きかを見ることで、相場の方向感を整理できます。短期線が長期線を上抜くゴールデンクロス、下抜くデッドクロスも注目されますが、移動平均線は過去の価格から計算する遅行指標です。上抜け・下抜けだけで将来の値動きが決まるわけではありません。

ポイント

  • 主な役割は「最も一般的なチャート指標」です。
  • 株価・チャートの記事を読むときの基礎になります。
  • 他の指標や情報と組み合わせて判断します。

投資ではどう見る?

まず株価が移動平均線の上か下か、次に線が上向きか下向きかを確認すると整理しやすくなります。たとえば株価が25日線の上にあり、25日線自体も上向きなら上昇基調の参考になります。一方、株価が線を何度も上下する横ばい相場ではシグナルが機能しにくいことがあります。25日線・75日線など複数期間と出来高を組み合わせ、1本の線だけで売買判断を決めないことが重要です。

具体例

たとえば株価が2,000円で25日移動平均線が1,900円、75日移動平均線が1,800円で、両方の線が上向いている場合は、短中期とも上昇基調にある可能性を確認できます。反対に株価が25日線を下回り、25日線も下向きなら、短期的な弱さを確認する材料になります。

一次情報・参考資料

よくある質問

移動平均線を上回れば必ず上昇しますか?

必ず上昇するわけではありません。移動平均線は過去の価格を平均した遅行的な指標なので、価格との位置関係や傾きだけで将来を確定できません。

5日線と25日線の違いは何ですか?

平均する期間が異なります。短い期間ほど直近価格へ敏感に反応し、長い期間ほど値動きが滑らかになります。

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